俺の属している会社は結構大手なので、時代の流れに置いていかれないようにDXを盛んに推進している。
その第一歩として、会社貸与の iPhone SEが支給された。iPhoneSEをファミリーにもれなく配布するなんて、どんだけ予算あんのよ。
って話は置いておいて
iPhoneSEは現在もスマートフォンの売り上げ首位を譲らない、凄まじい人気をもつスマホだ。
一方、俺の愛機はiPhone XS。
両方を所有してみて、俺目線で比較した結果、どちらがおすすめかを解説する。
iPhone SEはいらない
結論からいうと、iPhoneSEはいらない。これを買うくらいなら iPhone XSを中古で買う。
比較項目
では、俺目線で重要だと思われるxsとseの比較項目と勝者は以下の通り。
1. 画面サイズ 勝者 iPhone XS
2. 画面のキレイさ 勝者 iPhoneXS
3. バッテリー持ち 勝者 iPhoneXS
4. 価格 勝者 iPhoneXS
5. カメラ 勝者 iPhone XS
6. 高級感 勝者 iPhoneXS
7. 重さ 勝者 iPhoneSE
8. 本体サイズ 勝者 iPhoneSE
9. 処理能力 勝者 iPhoneSE
10. 認証機能 勝者 引き分け
全10項目について、iPhoneXSが iPhoneSEよりも優れている点、劣っている点を解説する。
画面サイズとディスプレイ性能
最大の特異点はその画面。
その画面サイズはSEが4.7インチでXSが5.8インチで圧倒的に違う。Yahooのトップページの表示を比較したものが以下だ。
iPhoneSE
iPhoneXS
1画面の表示量は1記事分の差があり、情報の網羅性に欠ける。Yahooなどの検索エンジンのトップに出てくるニュース一つ分が、スクロールしないとで会えない情報になってしまうんだ。これは機会損失。もしかしたら出会っていたはずの有益な情報が、画面サイズの小ささに埋もれてしまうんだ。
またディスプレイもXSは有機ELパネルを使用しており、非常にキレイ。有機ELは黒を発光しないことで表現しているので、明暗差がはっきりし、メリハリのある画面になる。
液晶パネルの黒い部分を見ると、白くもやっと光っていて、全体的にぼんやりした画面になってしまう。
カメラ性能はそこまで変わらないが、表示するディスプレイ性能には明確な有意差があり、思い出を振り返るときに影響する。
バッテリー持ち
言うまでもなく、電池容量に差がある。
単純に容量のみではなく、有機ELパネルは省電力という特徴もあることから、iPhoneXSはエコと言える。
価格
iPhoneXSは元々プレミアムなモデルだから、新品の価格は10万オーバーと非常に高い。
しかしながら、中古価格は4万円以下と非常に安価。
しかもアップルは買い替え頻度が高い人が多く、使用期間の短い状態のいいものが中古でも手に入る。
俺は運良く3万円で状態が非常にいいものをヤフオクのストアで購入できた。
重さと本体サイズ
iPhoneSEは軽い。と言われているが本当にそうだろうか。重さを比較すると以下の通りだ。
iPhone11は確かに重いが、それ以外はそこまで変わらない。
iPhone11と比べるとSEの軽さがストロングポイントになるが、iPhoneXS、iPhone12、iPhone13と比較すると、そこまで優位性はない。
iPhoneSEとXSの重量差は28gだ。これはラムネ一本分に該当する。
俺ならポケットにラムネを入れることを諦め、iPhoneXSを持ちたい。
そして本体サイズ。比較すると実はそこまで大きく変わらない。改めて比較すると、この通り。
とはいえ、前項でも触れた通り、画面サイズは圧倒的に異なる。
これではiPhoneSEの最大のストロングポイントにもはや優位性はない。
処理能力
これはおまけだ。SEに処理能力を求めてどうする。画面は小さいし、処理能力を必要とする作業には不向きだ。XSの処理能力も必要十分。
若干、SEの方がベンチマークスコアは高いが、それを体感できるシーンはほぼ皆無。
生体認証
これは引き分け。なぜなら俺はロックをかけないから。ただ、昨今はコークオンとか、楽天ペイもあるので、ロックの重要性について、認識を改めている。
昨今のコロナ情勢から言えば、指紋認証に軍配が上がるか。というところ。
結論
改めてではあるが、iPhoneSEとXSであれば間違いなくXSをおすすめする。
というか、それ以前のiPhoneを使用していて、中古でもいい人なら最もコスパの高い乗り換え先だと断言する。
2021年10月現在、iPhoneSEはメイン端末としては少し物足りないと言うのが俺の結論だ。
