実は2/12から太陽光発電システムが我が家に導入された。
東北の雪国でどの程度発電して、どの程度の経済効果があるのか興味があるのではないだろうか?
今後は月の発電レポートを実績ベースで共有する。
以下、実際の写真。
見積もり、比較検討は以下のリンクから。
一度情報を入力すれば、一括で複数の代理店への登録が完了する。
導入システム概要
メーカー:田淵電気
パネルスペック:6kw
蓄電池容量:7.04kwhハイブリッド蓄電システム(ブレーカー全体カバータイプ200v対応)
寿命:12000サイクル(33年)
導入価格:210万円
売電価格:19円/kwh
スマホアプリ対応
パネルスペック
パネルスペックは、発電できる最大量。太陽光のエネルギーは結構すごくて、これまでの実績では5.1kwくらいの発電をすることもあった。
例えば、天気がものすごくよくて、6kwの発電が見込めるのに、スペックが3kwだと、半分の損失になる。
パネルのスペックが低いと、太陽光に対して最大効率で発電できないから、単純に容量は
大きい方がいい。
蓄電池容量
これは説明不要だと思うけど、発電した電気を溜めておくことができる最大量。これも多ければ多いほどいい。
蓄電池のスマートモードを使えば、電気代の安い深夜に電気を購入し、蓄電しておいて日中に使う。ということをすれば、日中の高い電気を買わなくて済む。
俺のプランでは日中の電気料金は26〜29円/kwhなんだけど、夜間は11円。半額以下で電気が使える。
価格
導入にあたり、価格は無視できない重要な要素。210万はこのスペックではかなり安い部類に入る。
しかしながら太陽光発電の技術も日進月歩で、スペックや容量に対する価格もどんどん下がり始めているのが現状。導入タイミングは難しい。
スマホアプリ対応
家に設置されるモニタと同様の画面が、スマホアプリでも確認できる。
職場の休憩時間にも、リアルタイムの情報が遠隔で確認可能。
今日は天気がいいけど、発電具合はどうかなーなんて確認も可能だし、モード切り替えも遠隔でできる。
売電価格
1kwhあたり19円。太陽光が最初に導入された頃は42円だったらしい。半額になったからダメじゃん。と言いたい気持ちはわかるがそうではない。
42円だったころも、現在も、導入コスト回収までは大体10年〜13年と言われている。
売電単価が半額以下になっているにも関わらずだ。これにはちゃんとカラクリがあって、初期は導入コストが異常に高かったから。
太陽光の導入が今からでも遅くないと言われるのはこれゆえ。
むしろもっと安価に、高性能なものがまた出てくるだろうから、長い目で見たときに導入のタイミングは非常に難しいところ。
発電レポート
スペックや前置きが長くなったが、今月の発電レポートだ。
これは月間のサマリー。以下、1日ごとの詳細。
天気の相関を見るために俺の住んでいる地域の1カ月の天気を載せておく。
これを見るとやはり日照時間と発電量の関係には強い相関がありそうだ。俺の住んでいる地域は比較的3月の日照時間が長いようだ。
下図は2021年の月毎の日照時間。
夏場は気温とかも発電効率のファクターとなりうるのだろうか?それは経過観察していく。
売上金
289kwh×19円/kwh=5491円
3月は日照時間が比較的長い方だと思われるので、年間では平均より少し高めであることが予想される。
上にも買いたが、夏場の発電量に期待だ。
経済効果
電気代は同じ頃の去年の3月と比較して10000円ほど安くなった。
去年の3月:34500円
今年の3月:23800円
売電と電気料金の低減で、合わせて16000円程の経済効果だ。
初期投資回収は考えていない
俺が導入に踏み切った太陽光への考え方だ。
- 月々の電気料金を安くしたい!
- 願わくば売電で儲けを出したい!
- そのためにも早く初期投資を回収したい!
そう思う気持ちはわかるし、当たり前なんだが、俺はそれに囚われないこととした。
太陽光発電システムは経済効果ばかりを売りにしてくる営業が多い。でも俺はそこは最悪トントンでいい。
俺が太陽光発電システムをこの度導入した最大の目的は災害対策。昨今地震をはじめとする天災が多い。
電力会社がストップしたらオール電化の我が家はいくら金を持っていても生活がままならない。
大人は対処できるが、未就学児3人を抱える我が家にとって、災害対策は喫緊の課題と考える今日この頃。
有事の時こそ、できるだけ子供たちに負担をかけないようにすることが、結果的に自分達の負担も軽減できる。
毎月レポートするので宜しければ定期的にご確認ください!
最近はポータブルも推進されているよう。災害対策をより安価にするならこれもあり!