MacBook miniって知ってるかい?
8.3インチのベゼルレスでタッチ操作もできるんだぜ。
持ち運びに特化したサイズ感なのに最新のチップを積んでるパワフルマシンさ。
なんて言える日が来ることを夢見て、誰もがiPad mini6をMacBook化しようと試行錯誤したはずだ。
あるいは、iPad mini 6にジャストフィットするマジックキーボードに変わるものを探していたはずだ。
キーボード操作もトラックパッド操作もオールインワンでiPad miniのコンパクトの中でやりたい。という人は少なくないはずだ。
そしてキーボードを使わない時はすぐさまタブレットに切り替え、ペンシル運用もしたい。
なんてことはないかい?
そう、そんな夢を叶えてしまうキーボードを見つけたんだ。
今日はそんなiPad mini 6にとってベストな、そして可能性を広げるキーボードケースを見つけたので紹介する。
最近はサードパーティ製も品質が高いものが稀にあるので、あたりを引くととてもコスパが良い。
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doqoキーボードケース
ドコって読むのかな?
そこそこ昔からあるブランドなんだが、iPadをなんとかしてMacBookのようにしたい
という思いが伝わってくる商品ラインナップだ。
見てください。もう外観はMacBookそのものでしょう。
りんごシールをここで活かしてみたが、これは失敗かな。主張しすぎ。
アップルロゴは主張せず、ミニマルな佇まいが魅力なのに。
でも、シールを剥がすとダサいロゴが顔を出す。
これはどちらで運用するかは悩みどころだ。
とりあえず、MacBook miniと歌った以上は貼ったままで行こうか。
いいところ
まるでMacBookのようなデザイン
アップル製品はそのミニマルなデザインが購買意欲と所有欲を増進させる。このキーボードはかなりMacBookを意識したデザインと材質選びがされており、iPad mini6に見事に調和している。
MacBook Air mid2012 11.6インチとの大きさの比較
iPhone XSとの大きさ比較
マグネットでの脱着可能
Magic Keyboardの魅力として、マグネットの脱着ですぐにタブレットとしても使用可能なことが挙げられる。
このキーボードもその機能を有しており、マグネットでの容易な脱着が可能。
iPad miniにはMagic Keyboardがラインナップされていないが、 miniこそタブレットモードへの切り替えが容易であるべきだと俺は思う。
タブレットモードでも使用可能
容易に脱着できるので、タブレットとしての使用が可能であるが、電車や飛行機などは、取り外した後のキーボードをどこに置いておくかが課題になる。
このキーボードはヒンジ部分を折り返し、装着したままでもタブレットとして使用可能な仕様だ。モードの選択肢が増えるのはありがたい。
動画や映画鑑賞ならこれもあり。
充電持ちがよく、残量が一目でわかる
電池持ちはかなりいい。バックライトなしでは80時間の連続稼働が可能なようだ。
しかも、ウィジェットに電池残量が表示されており、残量が可視化されるため、充電の目安が分かりやすく、いざという時の心配が減る。
高精度なトラックパッドと優秀なジェスチャー
ポインティングの遅滞やスクロールのカク付き、ジェスチャー非対応など、使い物にならない製品が多い。
しかしこのキーボードは例外で、操作感やジェスチャーの快適さは純正に匹敵し、操作上の違和感はかなり少ない。
3本指でアプリスイッチャー起動
2本指スクロールも違和感なし
バックライトで暗所でも快適なキーボード操作
バックライトを搭載しているので、暗い環境でも作業が可能だ。
ゲーミングPCライクなド派手は発色もあり、カラーも充実している。
俺は夜の車の中や、飛行機の最終便など、暗い環境でも作業することがあるし、完全ブラインドタッチができないので、これはありがたい。
打鍵感がよい
MacBook12inchのペチペチした感じではなく、MacBook Airの確かな押した感、戻った感がある。
優秀な設計でずっとタイプしていたくなる。(キーピッチが狭いのでずっとタイピングしていたら腱に悪そうだが)
オートスリープとオート電源オフ
電池持ちがよく、残量もひと目でわかるが、無駄な電池は消費したくない。
節電のために一定時間操作がないと自動で電源がオフになるサスティナブルな仕様。
Magic Keyboardと比べて安価
Magic Keyboardのウィークポイントは高価であるということ。この商品は純正ではないが、Magic Keyboardの1/3程度の価格で買えるのに、機能は遜色なく、かつMagic Keyboardにない付加価値もある。
いまいちなところ
キーピッチが狭く、あくまで外出用
これはiPad miniのサイズ感を損なわないためには仕方のないことだ。このサイズ感の文字入力には慣れが必要だが、本記事を書いている中でだんだん慣れてきた。
慣れようとする心理的なハードルがデメリットかもしれない。いつだって敵は自分自身の中にいる。
US配列のみのラインナップ
これも慣れの問題かもしれない。元々US配列を使っていた人にとってはなんら問題ないだろうが、普段JIS配列のキーボードを仕様している人には操作上の違和感があるだろう。
そこそこ厚く重量感があるので、iPad miniの機動力を損なう
この様に、自立するくらい厚くなる。
これは電池持ちとトレードオフ。機能性能がハイだと、それに伴って重量が大きくなるのは必然。
とはいえ、iPad mini+キーボードでこの重量なら、俺は機能面の満足度が勝る。
ロゴがダサい
天面に主張するロゴはやはりダサい。
これなら無地にして欲しかったが、ブランド側も名前を売るためには仕方ないのだろう。
アップルシールを貼ってみたが、りんごデカすぎで主張しすぎ。
アップル製品のミニマルさに欠けるようで、これはこれでいまいち。
ヒンジが固く、若干開きにくい
ヒンジが硬いのはメリットにもなりうるだろうが、今回は少しデメリットに感じた。
というのも、iPad miniを支えているのはマグネットのみ。磁力に問題はないが、硬いヒンジを開こうとすると、本体が脱落する心配がある。
電源オンから立ち上がりまでに少し時間がかかる
一度電源がオフになると、再度電源ボタンを押して起動しなくてはならない。
オンオフは電源ボタン3秒長押し。これには若干のストレスを感じるし、iPadのアクセスの良さとアクセスまでの心理的ハードル低さを損なう。
最後に
これまでたくさんのキーボードやトラックパッドを探してはガッカリを繰り返してきたが、今回が終着点。
純正よりもかなり安価に購入できるにも関わらず、純正にはない付加価値がたくさんある。
もし仮にMagic Keyboardが同じ値段で購入出来たとしても、どちらを購入するか迷ってしまいそうだ。
とにかく、出張が多く、飛行機や電車の中でブログを作成したり、文字入力する作業にはマジでおすすめできる一品。
iPad mini、キーボード、トラックパッド、ペンシルがオールインワンになっているのは、ミニマリストにはよだれもののはずだ。
こうなってくると、ステージマネージャー対応して欲しかった。
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