eximpの生活改善@幹部目指して頑張るブログ

30歳にして3児の父となったセミミニマリストの生活改善をご紹介。仕事に対する考え方、服、ガジェット、家具家電、子育てに関する記事を中心に執筆したいと思います。

仕事の悩みを分析:精度が低い、つまり適当な上司の思考

お疲れ様です。eximpです。

 

今日は『適当だと思われている上司がどのように仕事をこなしているのか』というテーマを独断と偏見に基づいて言語化していきます。

目次

 

この程度の成果物なら俺にも出せるよな?

上司が末端の仕事を肩代わりしてくれた場合があります。とてもありがたいことで、上司が下っ端の仕事までしてくれることは尊敬すべきことです。

しかしながら、上司の作成した資料を見てみると、まるで参考にならない。

論拠も精度もそんなに良いものではない。とりあえずやっつけでやり切った。そんな印象じゃないか!

というシーンに出会します。

 

あれ?あの人実はそんなに仕事できない?

これなら俺の方がいいもの作れるわ

あの人こんなに適当なのにどうして偉いの?

若手の方が仕事できるんじゃない?

 

なんて、若い頃は思ったりしました。共感してくれる人もいるかもしれません。

しかしそれは、視野が恐ろしく狭い考えあり、間違った考えであったと、今なら思います。

 

 

力255・素早さ50の仕事 / 力100・素早さ255の仕事

結論からいうと、適当な上司の仕事に対する向き合い方は『完了主義』と『フルパワーの使い分け』です。

上司は部下が想像しているよりも遥かに役割が多いです。

それでいて部下の仕事を肩代わりするのは、ガバナンスの問題もありますが、フォロワーの力不足の問題もあります。

そんな状況において、90点の成果を上げるべきものと、60点の出来栄えでとにかくスピードを優先するべきものが発生します。

つまり、上司にとって、若手の仕事の肩代わりは力100・素早さ255の仕事であると判断し、60点でさっさと完了させ、もっと重要な本来の役割に注力しています。

 

 

上司の注力する仕事

部下からすれば、権限と守秘の観点から、上司が90点を目指して注力している仕事は、なかなか見えないものです。

上司の最も注力する仕事は

  • 水面下で組織を前進させる新しい仕事
  • 責任が問われるトラブルの対応(confidencial, Top secret)

つまり、適当な側面しか見えておらず、フルパワーの上司を目にする機会はあまりなく、『適当な上司』という側面しか見えません。

 

スピードと精度は基本的には相反するものなので、両立できるケースは稀です。

できる上司は、早く精度が高いのではなく、仕事の本質を見極め、スピードをとるのか?精度をとるのか?を的確に判断し、投じる労力の配分を決めることができます。

 

やはり幹部は尊敬すべき

やはり上司たる人、上司たる所以はある。

ちゃんと見えない部分にも目を向ければ、その人の優れたポイントが見えてきます。

 

バイアスのかからない物の見方ができるようになれば、グッと視野は広がり、その上司の見え方も変わっていきます。