eximpです。
俺はもともとはファッションが好きで、学生時代にはアウターを最大で100着近く保有していたこともある。
今日は男としての1つの分岐点である30歳を迎えた3児の父である俺が、大人のファッションについて考えを解説したい。
〜目次〜
- ファッションに対する考え方の変遷
- 【20代】激動するファッション
- 現在のファッション
- 総括
1.ファッションに関する考え方の変遷
そもそも俺がファッションに興味を持ち始めたのは中2の頃で、当時はストリートファッションが流行っていたんだ。
雑誌で言えばGET ONとか、STREET JACKなんかがファッション誌コーナーにずらり。
俺の地元には結構大きめのファッションビルがあって、その中にステューシーが入ってた。
単純にステューシーのロゴがかっこいいと思ってTシャツを手に取った。それが俺のファッションへの入り口。
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当時は中学生とやはりガキだったわけで、流行り物に惹かれた。
ステューシーのTシャツにリーバイス501のデニム、ナイキエアーフォース2なんかを履いていた。今思えばずいぶん調子に乗ったガキだな。
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でもそんな流行り物好きだった俺も一瞬にして自分を確立する。
中3になって私服の塾に通い始めたため、自分の私服にバリエーションが欲しくなった。
ある時ステューシーのTシャツを見て思ったんだ。
プリントTってなんかダサくね??
その考えはだんだんとエスカレートしていき、シンプルに磨きがかかっていったんだ。
無地のVネック、タイトなストレートデニム、テーラードジャケット、革靴みたいに、当時でいうお兄系にシフトして行ったんだ。
30になった現在のファッションもここが原点だと思っている。
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高校生になると、メンズエッグというファッション雑誌が創刊された。ジャンルはお兄系から派生したいわゆるギャル男なんだけど、それがなんだか魅力的で俺もそうなって行った。
ギャル男期間は一瞬で終わったんだけど、俺はメンズエッグのモデル今井諒さん(小森純の旦那)に憧れていて、その人が展開するブリューテンブラットって言うブランドにどハマりしてしまった。
ブリューテンブラットは、古き良き70年代のアメリカンカルチャーの要素を現代に落とし込んだコンセプトで、ちょっとマニアックな大人向け。
ライダースは、本当にかっこ良くてちょい悪なおっさんなら40代でも着れると思う。
俺は17歳から30歳に至る現在までの実に13年もの間、ブリューテンブラットを着用し続けている。中でも俺が10年間愛用しているライダースがこれだ。
イーストウェストっていう伝説のレザーブランドがあって、そのパクリではあるんだけど、現代的にモディファイされたシルエットや、現代の技術でなめした革の質感はイーストウェストにも出せない特徴。最高にかっこいいと思うんだ。
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2.ファッションに関する考え方の変遷
とはいえ社会人になってからは、ブリューテンブラットを追加で購入することはほとんど無くなった。
というのも、社会人なんだし安くシンプルに小綺麗にすればいい。と思ったんだ。
俺は社会人になってから1年間、大阪にいたんだけど、大阪の人って意外に派手な人少ないんだな。ってのが最初の印象。
テレビで見てると別世界のように感じられて、結構ビビってたんだけど、意外と普通だし、みんな世話焼きとか言って面倒みてくれる。最高にいい街だった。
「意外と普通」が都会のスタイルなのか。と思いつつそれに流されるように、GU、ユニクロをメインにしていった。
普通のデニム、普通のインナー、ちょっとこだわりのレザージャケット、これが俺の20台前半のスタイル。
20代後半になって、30歳に指先が掛かろうとした時、また俺の考え方に変化が現れたんだ。
ファッションはデザインだけじゃない。
どういうことか?
昨今はファストファッションでも非常にデザインがいいものが多く、安く購入できることから、安価でもオシャレが成立する。でも、問題があるんだ。
・寿命が短い
・よく見るとやはり安っぽい
洗いを繰り返すとすぐにへたってきて、新品だったころのデザインの良さはすぐに消えてなくなる。すぐに買い替えが発生するんだ。
良いものを手に取るとわかるけど、低価格帯のブランドの生地の厚さや裁縫の緻密さはやはりチープと言わざるを得ない。
3.現在のファッション
大人ならやっぱりそこそこのものを身につけよう。そう思ったアラサーだった。
とはいえハイブランドやドメスハイを見れば見るほど気持ちが萎える。これじゃない。
そんな時、俺は究極のファッションに出会う。
それは、ジーパン+無地Tシャツのコーディネート。
なんてこった!最もベーシックで、シンプルなスタイルがこんなにかっこいいのか。
そして、俺は現在のファッションを構築したアイテムに出会う。
・ヌーディージーンズ THIN FINN
・Hanes Beefy-T
これだ。俺が求めていたファッションは。
ヌーディージーンズは肌に張り付くようなシルエットで、それでいてジーパン特有のごわつきや窮屈さを全く感じない。むしろ履いていて気持ちいいとすら思える最高に柔らかなストレッチが効いているんだ。
GUの化学繊維モリモリデロンデロンのデニムとはわけが違う。
最高に綺麗なシルエットと、最高の履き心地、丈夫な質感。俺の全ての要求を叶えてくれたジーンズはヌーディージーンズ以外にない。
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トップスは年中HanesのBeefy-Tだ。
最高に丈夫で、6.1オンスと厚みもあるから肌着感が出ない。それに洗うたびに肌に馴染んでいく、自分色を出せるものなんだ。
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俺は今年の夏、ヌーディージーンズ2着とHanse3枚、1足のローファーで乗り切った。
むしろそれらを毎日着たいと思ったんだ。
季節に合わせて、ヌーディージーンズ+Hanesに以下をプラスすることでクローゼットは最小限になるんだ。
・ブリューテンブラット カウレザーライダース
・LIDMN シングルラムレザーライダース
・LHP テーラードジャケット
・ノーブランド チェスターコート
・ドクターマーチン3ホール
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4.総括
大人の究極のファッションは最もベーシックでシンプルで飾らないものが一番であることに気がついた。そして、値段やブランドではなく、モノにこだわること。そうすることでこれまでとは違ったファッション感が生まれたんだ。
そして毎日着たい服に出会った結果、毎日が最高のものになった。ミニマリストの連中がよくいう言葉で、身をもってそれを理解した。
昔は勝負服みたいなのがあって、一番のお気にいりはイベントの時と決めていたことがあったんだけど、それって毎日を自ら最高の1日にしていなかったことに気がついた。
それに毎日着たい服が決まっていることで、服を選ぶ、悩む時間がなくなった。
服選びを悩んでいる時間は、俺にとってなんの生産性もない無駄な時間であることがわかった。
これを省けたことは、朝の貴重な時間をより有意義なものに変えてくれる、生産性の向上であると俺は思うんだ。
※服を選んでいる時間が楽しいという気持ちも十分にわかるので、それを否定したいわけではない。そうなければアウター100着持っていたなんてキチガイすぎる。