eximpです。
先日、格安SIMに乗り換えるべきだという記事を執筆したばかりなのに、今日はそれをあっさり否定したい。
というのも、先日docomoから新料金プラン『ahamo』が発表された。これは革新的かつ絶対的に安い料金プランだ。
今日はこの料金プランを契約する価値があるか、主観で執筆したい。
新料金プラン【ahamo】とは
まずは新料金プランがどういうものか解説したい。
- 料金は月2,980円というプランのみ
- データ容量20GB
- 通話かけ放題(一回5分まで)
- 4G/5G通信
- 申し込みはオンライン
- キャンペーンでdポイントの付与あり
料金プランはシンプル
通話+SMS+データ通信+オプション
を任意に選択する形で、大手キャリアに比べて料金体型がわかりやすいんだけど、それすらもわかりづらいと感じさせてしまうほど、ahamoのプランはシンプルで魅力的。
ahamoの料金プランは2980円の一択で、そこから割り引かれることも追加料金が発生することもない。
受付はwebのみ
受付はwebのみなようで、店舗での契約はできないようだ。
人件費を削減することで、経費をかけず、かつ店員の契約以外にかける時間を大きく削減する狙いだろう。
実際ショップ店員は何時間も時給を食って置いて、契約できるのは数件。どう考えても非生産的だ。
それより、人件費をかけずに窓口を常にweb上でオープンにし、自動化すれば、人件費はかからないにもかかわらず24時間受付体制を取れるため、大きく生産性は向上するし、合理的だ。
情報弱者にはハードルが高い
これまで格安SIMを契約していなかった人は、
- そのお得さに胡散臭さを感じていた
- 契約までの道のりがよくわからなかった
- めんどうくさい
という理由が大半だろう。
こういう人たちは結局、ahamoという革新的な料金プランにもなんだかんだで手を出せない。
ドコモの戦略
docomoは一定数の情報弱者が乗り換えられないことをわかっていて今回このプランを発表したのではないだろうか。
というのも、この料金プランは単なる値下げで、情報さえあればユーザーにはメリットしかない。
しかし、docomoユーザーが全員ahamoに移ってしまうと単純に売り上げが半分以下になる。
そんなことをdocomoの上層部は許すだろうか?
ここには以下の戦略があると俺は目論んでいる。
- 革新的な料金プランを発表し、自然拡散による広告費の削減
- 新規ユーザーの獲得
- ショップ数の削減による原価低減
俺がこうしてブログで取り上げていることもそうだけど、ここまで革新的な料金プランを大手キャリアが発表すれば、マスコミやオタクは勝手にそれを取り上げる。
大々的に宣伝する必要がもはやないんだ。
次にau、ソフトバンクが同じようなことをしても、さらに革新的な要素がない限りはahamo以上のインパクトは絶対に出せない。
革新的な料金プランを先行発表することにより大きなインパクトを与えて、新規ユーザーを獲得することが狙いではないだろうか。
契約は2021年3月から
ahamoの契約は2021年3月から可能らしい。
もう年末なので既に目前に迫ってきている。それまでに新規ユーザーに乗り換えの準備と腹を決めさせる猶予期間としても絶妙だ。
群雄割拠の価格戦争
プランの開始が目前に迫る中、他の大手キャリアはこれを黙って見ているわけにはいかないだろう。
価格競争は必死だが、あるいは低価格では得られないプレミアムなオプションを発信できるか。
そして楽天モバイル。
革新的な安さで大手キャリアと差別化できていたがahamoの登場によってその存在価値が薄れることにもなりかねない。
今後も通信業界の行く末から目が離せない。
結論
BIGLOBEモバイルもなんだかんだで契約3年を迎える。特に不便もしてないが、楽天モバイルに乗り換えを検討していたところ。
でもahamoが発表されて、現時点はそれが1番乗り換え先として価値があると思っている。
他のキャリアの出方、格安SIMの市場動向、楽天モバイルの対抗策
これらをもう少し様子見したうえで検討したい。